株式会社マルヒラ川村水産
Maruhira kawamura Suisan
川村 淳也 代表取締役
Jyunya KAWAMURA
北海道函館も川村水産の川村と申します。
函館朝どれ鮮魚、活魚を中心に無添加のウニ、釣り物真鱈、キンキ、毛ガニ、エゾアワビ、真昆布など一つ一つしっかりと目利きしております。
函館のお魚がなぜおいしいのか皆様ご存じですか?
四方を山に囲まれていること、目の前の津軽海峡が世界的に見ても急流なこと、その津軽海峡には3つの海流がぶつかりあっていること。
複雑な要素がまじりあって一つの物語となっております。
山からの自然の栄養分が流れ出します、急流と荒波がぶつかりあったところには良質なプランクトンが繁殖します、プランクトンを求めオキアミがそこにはイワシやイカが、そのイワシやイカを追い求めぶりやマグロが日々食物連鎖の世界を生き抜いております。
皆さまがご存じの戸井の本マグロは函館、津軽海峡で獲れております。
ご存じの通り、マグロをはじめ色々なお魚も近年漁獲が大変減って来ております。
その様な食材だからこそ大事に、そしてわたくし達なりに出来る事、環境に配慮して未来の子供たちに持続的に継承できる提供方法で提案できるか考えながら日々の仕事と向き合っております。
スーパーに行くと必ず魚が並んでいるわけではなく、命を懸けて荒波に挑んでいらっしゃる漁師さんが居て初めて成り立っております、仲買として価値のある価格でご購入させていただくことのより、少しでも漁師さんの糧になっていただければ、その仕事を自分の子供たちの代にまで引き継いでいただければ考えております。
漁師さんがいなくてはどんなに良い魚があってもわたくし達は感動のおいしさに巡り合うことは出来ません。
わたくしは考えます。
美味しいには、皆様を心の底から幸せな気持ちにしてくれる力があると考えております。
日本最高峰の感動の美味しさを価値のわかっていただける方々へお届けする。
命を懸けて漁に出てきてくださった漁師さん。
お客様に最高のおもてなしと美味しさをご提供なされる料理人の方々への橋渡し。
食べた方に喜んでいただけたら、料理人の方々もうれしく、目利きをした私もうれしい
そのような気持ちをお伝えすると漁師さんにも喜んでいただける、何より命を頂いた
お魚様にも喜んでいただけると考えております。
気が付けばあっという間に33年の月日が流れて今日という日を迎えております。
このような仕事に携われる事の中で、みんながみんなうれしいサイクルをこれから出会う方々と共に創り出していきたいと考えております、今後とも何卒よろしくお願いします。