合資会社 八丁味噌 (屋号 カクキュー)

Hatcho Miso Company Ltd.

早川 久右衛門 代表社員

Kyuemon HAYAKAWA

合資会社八丁味噌(屋号: カクキュー)では、代々当主が「早川久右衛門」の名前を継承し現当主で十九代目となります。当主の「久」の字を四角で囲み「カクキュー」と読ませ、現在も屋号として使用しています。

当家の先祖・早川新六郎勝久は、今川義元公に仕える武士でしたが桶狭間の戦い(1560年)において今川氏が敗れたことから岡崎の寺へと落ち延び、武士をやめて名前を久右衛門と改め、ここで味噌造りを学びました。
その数代の後に現在の場所へと移り、業として味噌造りを行うようになりました。
この場所は徳川家康公の生まれた岡崎城から西へ八丁(約870m)の距離にあったことから八丁村と呼ばれ、ここで造られる独特な風味の味噌は製造地の地名から「八丁味噌」と呼ばれるようになりました。
川に挟まれたような八丁村の地形により、この地は湿気が強く食料を長期保存するためには不向きな地域でしたが、この立地条件を逆手にとり、水分が少なく保存性の高い製法を確立したことによりこの地特有の味噌が生まれました。今も昔も変わらず、大きな木桶を使い、天然の川石を円錐状に積み上げて重石とし、天然醸造で熟成させる伝統製法で八丁味噌を造り続けています。

業種
生産者・食品 (food producer)
電話番号
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